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2017年 02月 20日
合同勉強会
e0273912_1962943.jpgこの週末は、救歯会若手の先生方(+α)となんかよう会との合同勉強会に参加しました。若手中心といういうこともあって、前夜祭では4症例、(その後3時過ぎまで続いた懇親会を挟み)2日目はランチオンケースプレも含め10症例という超ハード!なものでした(1症例あたり45分程度)。まさにケースプレマラソンといった様相で終わるころには頭がバーストしそうでしたが、奇跡的なことに途中で寝ることなく最後まで完走しました。

元を辿れば歯科界のレジェンドK&Kの流れをくむ両グループですので、考え方に共通するところが多くディスカッションが噛み合い、とても盛り上がりました。
ただ、欠損歯列のみかたや補綴設計、顎位への考え方などについては 少し異なる部分もありました。同じグループの中ではなんとなくコンセンサスが得られているものとしてスルーしてきたことも、その意味するところを改めて考え直すとても良い機会となりました。また自分よりも若手の先生方の発表やコメントが素晴らしく、とても頼もしく感じられました。

3年前にも一度合同勉強会を行っていますが、前回よりも色んな意味で距離が縮まって より充実した議論ができたのではないかと思います。折角の機会ですので、できれば今後も継続していただきたいなと感じました。
また、夏にはKDM若手会との合同勉強会も予定されていますので、そちらも楽しみです。

# by nakadateshika | 2017-02-20 18:44 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 02月 13日
もくあみ会を終えて
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e0273912_1837695.jpgあ〜、楽しかった!!
打ち上げを終えての帰り際、終身名誉会長の口からこのような有難い言葉がこぼれ落ちました。それを聞いた実行委員一同は心の底から喜びましたが、その言葉通り とても充実した素晴らしい会だったように思います。これもひとえに ご発表された先生方、並びに基本ゼミ講師陣をはじめ ご出席いただいた先生方のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

今年はフリーテーマのケースプレだったため、様々なジャンルの症例が集まりました。しかしその全ての症例において、一つ一つの処置へのこだわり、ひと・くち・はの視点、疑問ー観察ー記録の反復、といった基本ゼミならではのフィロソフィーがあり、それによって全体的な統一感が生まれているように感じました。
またS先生からは「患者さんが来つづけてくれる症例が成功症例だ」という趣旨のコメントがありましたが、本当にその通りだと思いました。歯科臨床では経過が長くなるにつれ、”ひと・くち・は”それぞれに問題を抱えることはある意味必然ともいえます。しかし、そのような状況になっても患者さんとの関係を維持し、長期経過を追うことによって見えてくるものにこそ価値がある、ということは 先達の症例を見て常々感じていることです。もくあみ会でも回を重ねるにつれて徐々に長期経過症例が増えてきています。今回もM先生、S先生の症例をはじめとして、とても刺激になりましたし、多くのことを学ぶことができました。自分もそのような症例を一つでも多く積み重ねていきたいなと改めて感じました。

また、15周年記念パーティを兼ねた懇親会では、プロ並みの司会コンビ(M&K)にこれでもか!というぐらいに盛り上げていただきました。写真を見返してみると皆さん満面の笑みを浮かべていて、それぞれに色んな思いを抱えながらも本当に楽しんでいたことがよくわかります。ただ二次会では、いつも通りの就寝不名誉会員ぶりを発揮してしまい、記憶も記録もないのが残念です。。

来年は 自分にとって第二のふるさと、新潟での開催が予定されていますので、今から楽しみです。

# by nakadateshika | 2017-02-13 14:09 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 02月 07日
もくあみ会2017・概要
e0273912_8253024.jpg歯科臨床においても、治療方針には様々な選択肢があります。パイロットのような緊急性や即応性が求められることはあまりありませんが、症例によってはその選択に迷うことも少なくありません。
”ひと・くち・は” さまざまな要素が絡み合う歯科臨床において、絶対的な正解というものは存在しないとは思いますが、その判断の妥当性について自分自身で冷静に振り返ることや、先輩・後輩からの客観的なご意見を頂くことはとても有意義なことだと思います。今年は全てケースプレということもあって、若手からベテランまで多くの先生方にご発表いただきます。いくつかのセッションで進行を務めることになっていますので、演者の先生方の悩みや思いをできるだけ引き出せるよう努めたいと思っています。

# by nakadateshika | 2017-02-07 07:45 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 02月 01日
ハドソン川の奇跡
e0273912_9323929.jpgこれまでクリントイーストウッドの映画はあまり見たことがなかったのですが、人間味溢れるドラマティックな内容で ものすごく面白かったです。

本作は、2009年にニューヨークで実際に起きたハドソン川不時着事故が元になっています。離陸直後のエンジントラブルにより、空港にターンバックするのか、はたまたハドソン川へ不時着するのか、機長はこの難しい判断を迫られます。40年以上の経歴を持つベテラン機長は、目視や機体感覚などから直観的にターンバックは不可能と考え、不時着を決断。その英断によって、乗員乗客155名が無事生還し一時は国民的英雄ともてはやされます。しかしその後、諮問委員会から機長の選択が正しかったのか(ターンバック可能だったのでは)?という疑惑の目を向けられ、機長の立場は 英雄から容疑者へと一変します。
現場の感覚を元に判断を下した機長と、電子機器のデータや機械的なシミュレーションの結果を盾に機長を冷徹に追い詰める諮問委員会、そのバトルが、人間 対 機械(人工知能)という構図に見えてきてとても楽しめました。

”そう遠くない将来、人工知能の開発が進み、単純な労働だけではなく、様々な仕事がコンピュータやロボットに取って代わられるとも言われています。あなたはどの仕事が人間の仕事として残ると思いますか。その仕事をひとつあげて、その理由を150字程度で説明しなさい。”

最近の中学入試ではこんな問題が出るそうです。交通事故だったり、薬の取り違えなどのニュースを見ると、人間であるが故に・・・という感も否めないのですが、そうかといって機械任せというのもまた違う気がします。仕事とは何なのか、人間とは何か、小学生に問題を出す前に、まずは大人が問われるべき問題のような気がしてなりません。

# by nakadateshika | 2017-02-01 10:11 | 書籍・映画・テレビ | Comments(0)
2017年 01月 26日
もくあみ会2017
e0273912_1845134.jpgもくあみ会がいよいよ間近に迫ってきました。今年はできるだけ多くの先生方にケースプレを!という趣旨で、例年のような全体会はなく全て会員による症例発表という形式となっています。
両日ともに非会員の先生方も無料で参加できますので、ご興味のある先生は是非ご出席ください。

※詳細は、もくあみ会ホームページをご覧ください。

# by nakadateshika | 2017-01-26 18:03 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 01月 21日
アプリケーター
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ここ最近、ステップワイズエキスカベーションの機会が多いのですが、ソフトの貼薬がしやすくて重宝しています。

# by nakadateshika | 2017-01-21 18:58 | 歯科臨床 | Comments(0)
2017年 01月 21日
部分と全体
e0273912_13375911.jpg何度かご紹介したことがある名著「部分と全体」ですが、年末・年始から再チャレンジしようやく読了しました。とはいえ、物理の話など意味不明なところが大部分なので字面を追っただけというようなところも多いのですが、その中にもためになる言葉がたくさん散りばめられていて、とても勉強になりました。

”芸術にも科学にも長い沈黙の時代とゆっくりした発展の時代があります。大きな発展のない時代に大切なのは、細かい点にまで誠実で正確な仕事なのです。全力をつくして成されなかったような仕事は、そのうち忘れられます。しかしこのゆっくりとした過程の中で時間の経過とともに問題の内容が変化し、突然新しい可能性や新しい内容が創造されます。偉大な天才は、このような経過の中から次第に姿を現してくる成長力に魔術的に引き寄せられて、二、三十年も経つか経たないうちに、せまい空間の中に非常に優れた芸術作品を創造し、あるいは大きな重要性をもった科学的な発見をすることになるのです。”

”「理解する・わかる」というのは、それを使ってたくさんの現象を統一的・相互関連的に認識できるような概念を所有すること、つまり「把握」できることだ。外見的にはこんがらがったある種の状態が、もっと一般的なものの中の特殊な場合に過ぎないものとして、より簡明に表現することができることを認識したときに、我々の思考は安定するのだ。種々様々な多様性を一般的な簡単なものに帰せしめること、「多数」を「一つ」にが、「理解する・わかった」という言葉で我々が表すものだ。”

”大きな改良をしようと思うならば、我々は小さなことから始めなければならないということは、現実の行動の領域において、何といっても優れた原則だ。そして、科学においてもこの道は、人が大きな関連を見失わない限りは広い範囲に渡って正しいものだ。ニュートンの物理学においては、部分部分についての注意深い研究と、全体についての展望という両者が確かに働いていた。”

同じくみすず書房からは、K先生が参考文献に挙げられている「多様性と個性」が発刊されています。この本では、生物学における「部分と全体」という視点の重要性と、その「部分と全体」の統合に必要なものが”直観”であることが示されています。
歯科臨床における「部分と全体」とは、すなわち「ひと・くち・は」の視点に相当する概念であろうかと思います。それぞれの要素をバランス良く考え、最適な治療方針を導きだすことはなかなか容易なことではないのですが、ベテランの先生方の症例を拝見すると、先天的、あるいは後天的(経験的)な直観を頼りに絶妙なバランスでまとめられているのがとてもよく分かります。そういった感覚的なものを学ぶのはとても難しいことですが、少しでも近づけるようになりたいと常々思います。

# by nakadateshika | 2017-01-21 01:41 | 書籍・映画・テレビ | Comments(0)
2017年 01月 18日
今年の一文字
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昨日は火曜会の新年会でした。今年の企画は、「私の今年の一文字」というお題でしたが、(会員間では)申し合わせたかのように誰1人被ることなく、それぞれに思いの詰まった一文字をご披露いただきました。
個性が・・・というお話もありましたが、個性ほぼゼロの自分からすれば個性溢れる先生方ばかりです。そしてその個性が一つの目標に向かって結集したときにはとてつもなく大きな力になることを、企画などの経験により実感しました。このような多彩で多才な先生方との対話や討論を通じて、今年もたくさんのことを学び、「実」りある1年にしていきたいと思っています。

# by nakadateshika | 2017-01-18 13:58 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 01月 10日
熱血!もぐら塾!!
e0273912_19511684.jpgもぐら塾がいよいよスタートしました。60年以上の臨床経験によって培われた塾長のフィロソフィを学ぶべく、基本ゼミOBの若手メンバーが 全国津々浦々(実はほぼ熊本)から東京八重洲に集結しました。

記念すべき第1回目のコンテンツは、クラウンブリッジによる多数歯補綴・セラミックスへの期待と蹉跌・智歯の特異性・遊離端欠損などなどでしたが、三が日を含めお正月返上で製作されたという珠玉のスライド群は、4Kディスプレイの効果も相まってまさに圧巻の一言でした。その他、スーパーテクニシャンHさんによるセラミックスの講義や3Dトレーサーの実演などもあり、とても中身の濃い二日間でした。

相談症例に対する事前案内の不備や、例によって懇親会の途中で寝てしまうなど 事務局としての反省点は色々とありますが、受講生のご意見を聞きながら 次回以降さらに熱のこもったセミナーになるようにお手伝いしていきたいと思っています。

# by nakadateshika | 2017-01-10 19:31 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 01月 06日
一期一会
e0273912_893947.jpg年末・年始は、例年どおり 新潟に行ってきました。新潟でのお正月といえば以前は雪がつきものでしたが、今年は随分と暖かく 雪の気配など全く感じられませんでした。極度の寒がりの自分にとってはありがたいことではありますが、流石に心配になります。

新潟といえば、笹団子も有名です。ただ 新潟に住んでいた頃は殆ど食べたことがなく、昨年 新潟の学会に参加された先生からオススメの笹団子について聞かれた時にも満足なお答えができず、逆に教えていただきました。「さわ山」というお店で、大福も美味しいということで有名なようですが、当時は全く知りませんでした。折角の機会だったので今回立ち寄ってみたのですが、正午近くに行ったにも関わらず名物の大福は既に完売で、残すは笹団子1房(10個)を残すのみという人気ぶりでした。普段甘いものを殆ど食べないのですが、甘ったるい感じがなくサッパリとしていて、以前食べた笹団子とは比べものにならない美味しさでした。地元の方に聞いたところ、大福は更に美味しいとのことだったので、次回は大福を試してみたいと思います。

そんな名店「さわ山」さんですが、ふと見ると店内には”一期一会”という額が掛けられていました。
一期一会:茶道の精神性を説いた用語の一つ。今日の一会は生涯に二度とない会だと思い、主客ともに親切実意をもって交わることが肝要であるという心得を教えたもの。(大辞林第三版)
今年も色んな方々との出会いがあるかと思いますが 一つ一つの出会いを、また臨床においては一症例一症例、1本1本の歯との出会いを大切に、1年間過ごしていきたいと思っています。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

# by nakadateshika | 2017-01-06 07:12 | 社会・生活 | Comments(0)