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2015年 10月 13日
オーバーデンチュアの臨床
幸運にも、とある筋から貴重な文献をいただきました。40年ほど前(僕が生まれた年)に行われた座談会ですが、いよいよ古くしていよいよ新、といった印象です。30ページ近いものなので、まだ全部は読んでいないのですが、ざっとみただけでも気になるフレーズが満載です。時間をかけて読んでみようと思います。

”顎は患者の一生を通して、正常な状態でも少しずつ変化するわけです。このように義歯のまわりの環境は絶えず変化しているわけですから、義歯がそういう変化に対応できる性質を備えていることが望まれます”

”1つのかたまりになっている義歯と支台歯とをどういう形で結びつけるかということで、大体がっちり固定をするか、完全に圧を抜くかいずれかで、中間のスプリング等を使ったものはナンセンスだと思います(中略)義歯の動きが支台歯の生理的な動きの範囲内に収まるようにすれば、がっちり固定をしていいということになります”

オーバーデンチュアの臨床_e0273912_729385.jpg


by nakadateshika | 2015-10-13 07:30 | 欠損補綴 | Comments(0)


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