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2016年 08月 02日
情報選択の時代
TEDの創設者であるリチャード・ワーマンと松岡正剛氏のコラボレーション作品です。

”バラバラの出来事の報告を聞く時間が長くなるほど、背後に隠された「なぜ、どうして」を理解したり、複数の出来事の関連やパターンを見出したり、現在を歴史の中に置いてみるための時間が、益々少なくなる。その代わり、データの氾濫によって、鈍感で、受け身で、認識不可能な状態になる。それを価値ある情報(知識)に変えるための時間や資源を、私たちは持ちあわせていていない。”
”情報理解のための三原則:自分の無知を受容すること・答えよりも問いに注意を向けること・解決にたどり着くために 反対方向に進むのをいとわないこと”
”理解とはデータと知識とを結ぶ架け橋であり、これこそが情報の本来の目的である。”


テレビやパソコン・スマホなどを開けば、そこには情報が氾濫しています。そういった膨大な情報の中から必要なものだけを選び取り、単なる情報から意味のある知識へと変換することが肝要です。そのためには、情報を取捨選択するうえで基準となる”自分の目標や目的”について、まずはじっくりと考えることが必要不可欠であると感じました。自分の体を養う食べ物の選択には気を遣う時代ですが、考える力を養う”情報”の選択にも気を遣う必要があるようです。

情報選択の時代_e0273912_653170.jpg

by nakadateshika | 2016-08-02 06:53 | 書籍・映画・TV | Comments(0)


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