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2017年 02月 27日
需要と供給
e0273912_717769.jpg書籍の配達でもお世話になっているクロネコヤマトですが労働環境はなかなか厳しいようで、amazonや技工物の配達で毎日のように酷使している自分にとっては耳が痛いニュースです。
中身はだいぶ違いますが、テレスコープ義歯もまた難しい状況を抱えています。これまではテレスコープの聖地・八重洲アカデミーに甘えっきりだったのですが、今後はそういうわけにもいきません。さりとて、自分にとって二次固定のない臨床はもはや考えられず、基本ゼミや救歯塾などの卒業生が増えるにつれてテレスコープの需要も増えるのではないかと思います。
納品される内冠の美しさや内外冠の絶妙なフィット感をみるにつけ、誰にでも手がけられる代物ではなく、技工士さんの並々ならぬ熱意と努力、そして技術があってこその選択肢だと常々思っています。ただどうしても依頼先は限定されてしまうため、結果としてかなり厳しい労働環境となってしまうことは心苦しい限りです。今後もこの素晴らしい技術を継承していくためには、歯科医師・技工士が一体となって取り組んでいかなければならない課題なのではないかと感じています。

by nakadateshika | 2017-02-27 07:17 | 歯科臨床 | Comments(0)
2017年 02月 24日
静岡分館(準備中)
e0273912_763832.jpgK歯科医院附属図書館から、数多くの書籍をお預かりしました。少しづつ搬入しようと営業所止めにしておいたつもりだったのですが、どういうわけか医院に直送されてきました。まだ受け入れ準備が整っていなかったため、書庫への廊下は文献街道へと変貌していますが、まずは本棚を整理し目録の作成あたりから始めていきたいと思っています。

開けた箱からパラパラ眺めていますがどの本も魅力的で、目次だけでも!写真だけでも!とついつい見入ってしまって、なかなか作業が進みません。

by nakadateshika | 2017-02-24 06:44 | 書籍・映画・テレビ | Comments(0)
2017年 02月 20日
合同勉強会
e0273912_1962943.jpgこの週末は、救歯会若手の先生方(+α)となんかよう会との合同勉強会に参加しました。若手中心といういうこともあって、前夜祭では4症例、(その後3時過ぎまで続いた懇親会を挟み)2日目はランチオンケースプレも含め10症例という超ハード!なものでした(1症例あたり45分程度)。まさにケースプレマラソンといった様相で終わるころには頭がバーストしそうでしたが、奇跡的なことに途中で寝ることなく最後まで完走しました。

元を辿れば歯科界のレジェンドK&Kの流れをくむ両グループですので、考え方に共通するところが多くディスカッションが噛み合い、とても盛り上がりました。お互いのケースやコメントを較べてみると、欠損歯列のみかたや補綴設計、顎位への考え方などについては少し異なる部分もありました。ただ、お互いの相違点を意識することで、グループ内ではコンセンサスが得られているものとしてスルーしてきたことについて、その意味するところを改めて考え直すとても良い機会となったのではないかと思います。
また自分よりも若手の先生方の発表やコメントが素晴らしく、とても頼もしく感じられました。

3年前にも一度合同勉強会を行っていますが、前回よりも色んな意味で距離が縮まって より充実した議論ができたのではないかと思います。折角の機会ですので、できれば今後も継続していただきたいなと感じました。
また、夏にはKDM若手会との合同勉強会も予定されていますので、そちらも楽しみです。

by nakadateshika | 2017-02-20 18:44 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 02月 13日
もくあみ会を終えて
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e0273912_1837695.jpgあ〜、楽しかった!!
打ち上げを終えての帰り際、終身名誉会長の口からこのような有難い言葉がこぼれ落ちました。それを聞いた実行委員一同は心の底から喜びましたが、その言葉通り とても充実した素晴らしい会だったように思います。これもひとえに ご発表された先生方、並びに基本ゼミ講師陣をはじめ ご出席いただいた先生方のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

今年はフリーテーマのケースプレだったため、様々なジャンルの症例が集まりました。しかしその全ての症例において、一つ一つの処置へのこだわり、ひと・くち・はの視点、疑問ー観察ー記録の反復、といった基本ゼミならではのフィロソフィーがあり、それによって全体的な統一感が生まれているように感じました。
またS先生からは「患者さんが来つづけてくれる症例が成功症例だ」という趣旨のコメントがありましたが、本当にその通りだと思いました。歯科臨床では経過が長くなるにつれ、”ひと・くち・は”それぞれに問題を抱えることはある意味必然ともいえます。しかし、そのような状況になっても患者さんとの関係を維持し、長期経過を追うことによって見えてくるものにこそ価値がある、ということは 先達の症例を見て常々感じていることです。もくあみ会でも回を重ねるにつれて徐々に長期経過症例が増えてきています。今回もM先生、S先生の症例をはじめとして、とても刺激になりましたし、多くのことを学ぶことができました。自分もそのような症例を一つでも多く積み重ねていきたいなと改めて感じました。

また、15周年記念パーティを兼ねた懇親会では、プロ並みの司会コンビ(M&K)にこれでもか!というぐらいに盛り上げていただきました。写真を見返してみると皆さん満面の笑みを浮かべていて、それぞれに色んな思いを抱えながらも本当に楽しんでいたことがよくわかります。ただ二次会では、いつも通りの就寝不名誉会員ぶりを発揮してしまい、記憶も記録もないのが残念です。。

来年は 自分にとって第二のふるさと、新潟での開催が予定されていますので、今から楽しみです。

by nakadateshika | 2017-02-13 14:09 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 02月 07日
もくあみ会2017・概要
e0273912_8253024.jpg歯科臨床においても、治療方針には様々な選択肢があります。パイロットのような緊急性や即応性が求められることはあまりありませんが、症例によってはその選択に迷うことも少なくありません。
”ひと・くち・は” さまざまな要素が絡み合う歯科臨床において、絶対的な正解というものは存在しないとは思いますが、その判断の妥当性について自分自身で冷静に振り返ることや、先輩・後輩からの客観的なご意見を頂くことはとても有意義なことだと思います。今年は全てケースプレということもあって、若手からベテランまで多くの先生方にご発表いただきます。いくつかのセッションで進行を務めることになっていますので、演者の先生方の悩みや思いをできるだけ引き出せるよう努めたいと思っています。

by nakadateshika | 2017-02-07 07:45 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 02月 01日
ハドソン川の奇跡
e0273912_9323929.jpgこれまでクリントイーストウッドの映画はあまり見たことがなかったのですが、人間味溢れるドラマティックな内容で ものすごく面白かったです。

本作は、2009年にニューヨークで実際に起きたハドソン川不時着事故が元になっています。離陸直後のエンジントラブルにより、空港にターンバックするのか、はたまたハドソン川へ不時着するのか、機長はこの難しい判断を迫られます。40年以上の経歴を持つベテラン機長は、目視や機体感覚などから直観的にターンバックは不可能と考え、不時着を決断。その英断によって、乗員乗客155名が無事生還し一時は国民的英雄ともてはやされます。しかしその後、諮問委員会から機長の選択が正しかったのか(ターンバック可能だったのでは)?という疑惑の目を向けられ、機長の立場は 英雄から容疑者へと一変します。
現場の感覚を元に判断を下した機長と、電子機器のデータや機械的なシミュレーションの結果を盾に機長を冷徹に追い詰める諮問委員会、そのバトルが、人間 対 機械(人工知能)という構図に見えてきてとても楽しめました。

”そう遠くない将来、人工知能の開発が進み、単純な労働だけではなく、様々な仕事がコンピュータやロボットに取って代わられるとも言われています。あなたはどの仕事が人間の仕事として残ると思いますか。その仕事をひとつあげて、その理由を150字程度で説明しなさい。”

最近の中学入試ではこんな問題が出るそうです。交通事故だったり、薬の取り違えなどのニュースを見ると、人間であるが故に・・・という感も否めないのですが、そうかといって機械任せというのもまた違う気がします。仕事とは何なのか、人間とは何か、小学生に問題を出す前に、まずは大人が問われるべき問題のような気がしてなりません。

by nakadateshika | 2017-02-01 10:11 | 書籍・映画・テレビ | Comments(0)