NHKの「100分 de 名著」では、様々な名著をわかりやすく説明してくれるのでよく見ています。
今回は手塚治虫が特集されていました。小さい頃に読んだことはありますが、何となく怖いという印象があってちゃんと読んだことはありませんでしたが、改めて読んでみると 漫画という範疇に入れるのはどうかと思うぐらい濃密な内容で、この方も間違いなく時代の寵児であったことを改めて感じました。
”どんな仕事をしていようと、どんな身分であろうと悟ることができるのだ。いつも次のことを考えなさい。いま 自分は何をしているのか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国中の人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとってあらゆる生き物にとって大事なことなのか、よく考えなさい。そしてもしそうでないと思ったら、やめるがよい。なぜならこの世のものはみんな一つに繋がっているからだよ。”悟りとは程遠い自分ですが、とても大事な考え方だと思いました。英語版も出ているそうなので、どこかの大統領にも是非読んでもらいたいところです。