2017年 07月 02日
共感力
e0273912_1032408.jpg少し前になりますが、とても恐ろしい・・・ではなく、とても為になる番組をやっていました。とある家庭にビデオを設置し、奥さんが旦那にキレる状況を克明にレポートしていたのですが、(不運にも)隣で一緒に視ていた妻からは「分かるわー」の連発で、本当に居たたまれませんでした。確かに身に覚えがある事ばかりでぐうの音も出ませんでしたが、そうなってしまう原因について、脳科学・人類学・社会学の視点から、とてもわかりやすく分析されていました。

元々、家族や社会における役割の違いから、男性と女性とでは脳の構造がかなり違うようです。かつては家族や社会全体で子育てを行うことにより分業化が図られ、家族も社会も円滑に機能していました。しかし現代では、核家族化や共働きが当たり前となり、頼る場所がなくなってしまいました。このような社会構造の急激で急速な変化に対して社会的な対応が追いついておらず、その歪みが女性(妻)に一方的にのし掛かっている状況です。にもかかわらず、唯一頼りになるはずの旦那が全く理解を示さないというのが、最も根本的な原因のようです。
その解決策として
1.手を取り合って見つめ合いながら、話す時間をつくる
2.料理など、二人で協力して行うような時間をつくる
3.サプライズプレゼントをする
という3項目が紹介されていました。
こうすることで、共感力を低くするテストストロンの分泌が抑えられ、その一方で共感力を高くするオキシトシンの分泌が刺激されるとのことです。
1.の難易度は激高ですが、2.と3.は心がけ次第で何とかなりそうです。

”歯科医師である限り、共感と思いやりの気持ちを忘れずに学び続けていきたいと思う。”

Schweitzer先生は、オーラルリハビリテーションの序文でこのように述べられていますが、臨床でも共感はとても大事なことだと思います。どちらかというとロゴス偏重の傾向があるので、仕事も家庭も共感(パトス)を意識していきたいと思っています。

by nakadateshika | 2017-07-02 07:00 | 書籍・映画・テレビ | Comments(0)


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