帰省中にはやれることも限られていますが、本を読むチャンスでもあります。この夏は、今更ながら「こころ」を読んでみました。前に読んだのは小学校だったか中学校だったか記憶が定かではないですが、あまりよくわからず大して面白いとも感じなかった気がします。しかし40になった今、改めて読み返してみると目には見えない「こころ」の動きがものの見事に表現されているのがわかり、以前よりもはるかに面白かったです。
本にしても、講義にしても、読み手や聞き手がある程度の経験やイメージを持っていないと、その「こころ」を理解することは難しいんだなぁと改めて感じました。