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2019年 10月 22日
基本ゼミ2019・最終回
先週末は基本ゼミ(2019)の最終回でした。1日目午前は、金子先生がこれまで通った「道」を振り返り、そこから見えてきた「歯科臨床の真髄(哲学)」をお話して頂きました。材料や考え方、そして人も社会も今とは大分異なりますが、目の前にある課題や目標に向かってチャレンジする情熱、そして時には思わしくない結果にも真摯に向き合い、次こそは!と果敢に前へ進んでいく姿勢には、これから歯科臨床という道を歩む受講生にとって、感じること、考えさせられることはとても多かったのではないかと思います。午後にはケースプレを控え、その準備などで心身ともにお疲れだったとは思いますが、食い入るように金子先生のお話に聞き入っている姿がとても印象的でした。

午後の受講生ケースプレは、例年以上に全顎症例が集まりました。症例自体のレベルも高く、基本ゼミというよりもはや「もくあみ会」のようなディスカッションになり、緊張感のあるとても有意義な時間になりました。塾長も双眼鏡を取り出し、スライドの細部までのぞき込んでいましたが、終始温かいコメントが多く、なんかよう会へのお誘いの言葉まで飛び出していました。

ケースプレが終わると、そのストレスからの解放感もあって例年懇親会は大盛り上がりです。今年も2次会はカラオケでしたが、某娯楽施設で呼び込みをしていたという異色の経歴を持つ先生が、その場を完全に掌握していました。
「寄り道、脇道、回り道。しかしそれらもすべて道!」という名言もありますが、役に立たない道はなく、その経験を活かすことが大切なんだなぁと、踊り狂っている2名の姿を見ながら人生の真髄を学んだような気がしました。

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by nakadateshika | 2019-10-22 07:32 | スタディグループ・セミナー | Comments(0)


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