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2019年 06月 23日
7. 架け橋としてのプロビジョナル
「テンポラリークラウン」から

経験が少ないほどテンポラリーを軽視し、経験者ほどそれを丁寧に取り扱う

テンポラリーは暫間処置であると同時に、歯科臨床における診断のための臨床検査として、また顎口腔系の治療方法として、動かしがたい手段となり、その重要性は今後もますます増大し、最終補綴の存在すら暫間補綴物の延長上の一コマになるかもしれない

テンポラリーはプロビジョナルと置き換えても良さそうですが、火曜会ではプロビジョナルの重要性をいつも教わっています。頭の中で描いた設計を具体的な形にするために、生体や患者さんと対話をするために、そしてその情報をテクニシャンに伝えるために。プロビジョナルは様々な架け橋として、とても大きな役割を担っています。しかしそれを充分活用するためには補綴的な知識やイメージを持つことが必要不可欠で、いつも技工士さんにおんぶに抱っこの自分を反省しています。。


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by nakadateshika | 2019-06-23 11:52 | 欠損補綴 | Comments(0)


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