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2018年 09月 25日
欠損歯列の見方と処置方針
e0273912_07520387.jpg「欠損歯列の見方」なんてものがあるのかネ?

開始5分前にボソッと呟かれたその本質的な問いかけ(物言い)に、発表を控えていた僕の心臓は破裂寸前でした。しかし改めて考えてみると、60年以上の経験を持つ先生が未だにその命題を問い続けているというその事実が、「欠損歯列・欠損補綴」というテーマの難しさをまざまざと物語っています。

今回のゼミでは、金子先生・設楽先生の圧倒的な症例がいくつも提示されました。両先生のレベルまでには越えるべきハードルがありすぎて、途方にくれてしまうのも無理はありません。しかしまずは一症例、(宿題症例のように)悩んでいる症例とじっくりと向き合い、その歩みを振り返ることが両先生に近づく第一歩となり、さらにその次の一歩につながっていくのではないかと思います。僕自身も一症例一症例を大切に、欠損歯列をジックリ学んでいきたいと思っています。

「23歳」の受講生症例が話題を集めていましたが、ちょうどこの日は学長87歳のバースデイでした。(ブログその他の障壁にもめげずに)ご自身の知識や技術を若手に継承することを、未だ諦めずに過ごされている姿には、本当に頭が下がるばかりです。

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by nakadateshika | 2018-09-25 07:52 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2018年 09月 14日
タイトル
e0273912_08490397.jpegプレゼンのタイトルには、いつも悩みます。
人から意見を求められると、シレッと攻撃的なタイトルをご提案したりしますが、自分のことになると途端に当たり障りのない、無難なものにしてしまいがちです。
今回のタイトルについても、漠然としていて何を言いたいのかわからない。ディスカッションのポイントがぼやけてしまったのはそのタイトルが原因だろう(ついでに言えば、タイトルバックの折れ線グラフと英語入りドーナッツも意味不明)、というご意見をいただきましたが、全くその通りだと思います。

その後、「弱体化した犬歯の保全と活用」と改題してみたところ、「4犬歯の弱体化と義歯の設計変更」という、より具体的でフォーカスが絞られたとても素晴らしいタイトルを頂きました。名前負けしないように、中身もブラッシュアップしてみようと思います。


by nakadateshika | 2018-09-14 10:17 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2018年 09月 12日
節目
e0273912_10124652.jpeg一年で一番緊張する例会発表が終わりました。これはうまくいったゾ、ということは未だありませんが、自身の反省や会員の先生方から頂くご意見から、本当に多くの事を学ぶことができます。

竹にフシがなければとりとめがなくて、風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。せめて年に一回はフシを作って身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。(松下幸之助)

発表前のプレッシャーは半端ないですが、この発表ほど身も心も引き締まる機会はありません。長いようで短い歯科医師人生ですが、この節目を大切に、少しずつでも成長していきたいと思っています。



by nakadateshika | 2018-09-12 10:17 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2018年 09月 02日
歯内療法の歴史
e0273912_07170420.jpg今月号の歯界展望に、中学校の同級生が執筆した記事が掲載されていました。静岡人は歴史好き、かどうかはわかりませんが、歯内療法の話題を中心に、歯科医療の歴史が端的にまとめられていてとても面白かったです。

”いつの時代も、医学は人の健康を維持するために発展しつづけてきた。「Focal infection theory」は、細菌学や病因論が確立されていなかったからこそ生まれた考え方であり全てを否定することはできない。しかしそういった考え方が一般的になっていたとしても、常に疑問を持ち続け、患者のためにより良い治療を求める探究心をもった先人達がいたからこそ、現代の歯科医学があるのだ。”

タイトルバックも素敵ですが、そのまとめも秀逸です。科学と哲学(部分と全体)、その両面からアプローチすることと、歴史から学ぶことの大切さを改めて感じました。


by nakadateshika | 2018-09-02 07:17 | 歯科臨床 | Comments(0)