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2019年 07月 20日
ホームズから学ぶ
e0273912_8383547.jpgこのところ、すっかりホームズにはまっています。もともと診断の名医がモデルだったそうで、事件の合間に出てくるフレーズには学ぶ所が少なくありません。

”人間の頭脳というものは小さな空っぽの屋根裏部屋のようなもので、そこに自分が選びぬいた家具を入れておくものなんだ。ところが愚かなものは、手当たりしだいにこの中へ色んなガラクタまでしまいこむものだから、必要な知識をいざという時に取り出しにくくしてしまう。
一方熟練のものは、頭脳部屋へしまいこむ物には非常に注意を払っている。仕事に役立つもの以外には決して手を出さず、といってその(必要な知識の)種類は非常に多岐にわたるのだが、それらを極めて順序よくキチンと整理しておく。そもそもこの頭脳部屋が伸縮自在で、いくらでも拡がり得ると思うのが間違っているんだよ。”

最近は益々小部屋が小さくなる一方なので、できるだけ整理整頓をしたいと思っているところです。

by nakadateshika | 2019-07-20 08:11 | Comments(0)
2019年 07月 13日
睡眠と晩酌
e0273912_7245719.jpg今月のNewtonは、睡眠がテーマでした。暫くの間、現実逃避のため?もあって晩酌をしていましたが、どうも頭も体もスッキリしませんでした。生活習慣を見直してみると、運動不足だけでなく晩酌も悪かったのでは?と思い、お酒をやめたところ頭も体も随分スッキリしました。「睡眠の教科書」によると寝ている間に頭の中をサクサク整理しているようなので、酔っぱらった状態ではその機能がうまく働かないのかもしれません。勿論個人差はかなりあると思うのですが、(懇親会など人と会う場面以外では)なるべくお酒は控えたいと思っています。

by nakadateshika | 2019-07-13 07:31 | Comments(0)
2019年 07月 11日
名探偵コナン
e0273912_7494375.jpg10歳の長女は名探偵コナンがお好きなようで、触発されてその原点「シャーロックホームズの冒険」を読んでいます。

”君はただ目で見るだけで、観察するということをしない。見るのと観察するのとでは大違いだよ。”
”資料もないのに、ああだこうだと理論的な説明をつけようとするのは筋違いだ。人は事実に即した理論的な説明を考えているつもりで、(実際にはその反対に)理論的な説明に合うように、事実の方を知らず知らずねじ曲げて捉えてしまうものなんだ。”

医師でもあったコナン・ドイルの文章には、臨床にも繋がるような含蓄のある言葉が随所に散りばめられていて、その面白さを再発見しています。

「まあでも、パパはどっちかっていうと眠りの小五郎だよね。」

なかなか鋭い観察眼とツッコミ力が、順調に養われてきているようです。

by nakadateshika | 2019-07-11 07:56 | Comments(0)
2019年 07月 10日
語る会2019 回顧録2.新人発表
e0273912_1645073.jpg語る会に参加するようになって、丁度10年になりました。その頃すでに新人発表をされている同年代の先生方も少なからずいましたが、とても自分には無理だろうと思っていたのが正直なところです。そんな自分が今まで続けてこられたのは、須貝先生や金子先生はじめ火曜会の先生方のご助力があったからこそ、と心から思っています。それに加えて、温かくも厳しい目を持つ先生方の前で、未熟ながらもケースプレをしてきた恩恵も大きかったのではと感じています。(新人発表に限らず)過去の臨床記録を振り返ると、今であれば・・・と思うところも多分にあり、プレゼン作成時には悩むことも少なくありません。しかしそれをポジティブに捉えれば、そのギャップが成長の幅ともいえそうです。変えられない過去と向き合い、勇気を持って経験豊富な第三者に見えてもらうこと、それが未熟な自分をより成長させることに繋がるのかもしれません。そういった意味でも、「スタディグループで学ぶ」ことはとても大切なことだと感じています。

by nakadateshika | 2019-07-10 14:43 | Comments(0)
2019年 07月 10日
語る会2019 回顧録1
e0273912_16424577.jpg先週末は、臨床歯科を語る会2019に参加しました。今年は「新人発表」があったので、かなり前から緊張していましたが、内容はともかく無事に終わってホッとしています。今年も先輩や同世代の先生方と語り合う中で多くのことを学びましたが、全体会で紹介されていた言葉(ニーバーの祈り)が深く心に残りました。
”「変えられないこと」を受け入れる謙虚さ、「変えるべきもの」を変える勇気、その二つの違いを見分ける叡智”
新人発表・分科会・全体会、それぞれの場面で「変えられないこと」と「変えるべきこと」、そして「変えるべきでないこと」を見極めることの大切さと、その難しさを改めて感じた3日間でした。



by nakadateshika | 2019-07-10 13:10 | Comments(0)
2019年 07月 08日
Eichner到着!
e0273912_18384810.jpg思ったよりも早く到着しましたが、商品がかなり綺麗でビックリ。早速グループBの所だけ見てみましたが、目新しい記述がなく、ちょっとガッカリ。。でもよくよく考えてみると、この本はハンドアトラス(臨床ファイル)なので、そういった教科書的な内容が少ないのは当然なのかもしれません。症例写真やレイアウトはとても綺麗で、眺めているだけでも楽しめます。

Eichner B1
数歯の欠損であっても、臼歯部の咬合支持域を失っている場合がある(右上のイラストは2本の小臼歯(左上45)を喪失し、咬合支持域が3/4になっている)。このように咬合支持域が一つ減っているものを「B1」とし、このグループに属するものを、15症例提示する(Case132-146)。
これらのグループでは、固定性義歯か可撤性義歯が用いれられている。失われた咬合支持域が小臼歯部であればブリッジでの対応が可能であるが、大臼歯部の咬合支持域を失った場合には粘膜支持と歯根膜支持とを組みあわせた可撤性義歯が必要となる。

Eichner B2
「B」グループは、4つの咬合支持域のどこか(あるいは全部)が失われている症例である。その中では「B2」が一番多かったが、このグループには以下の4パターンがある。
1)小臼歯部の2カ所が残っているもの
2)大臼歯部の2カ所が残っているもの
3)片側に2カ所偏っているもの
4)互い違いに1カ所ずつ残っているもの
このグループに属する10症例(Case147-156)の補綴設計は様々だったが、どちらか一方(片顎)は粘膜支持の可撤性義歯になっていた。大臼歯部の咬合支持域が二つとも残っているグループでは、固定性が可能な場合もある。

Eichner B3
咬合支持域がどの程度残っているのかを評価することはとても大切である(右上のスケッチには、このグループの特徴がよく示されている)。「B3」の18症例(157-174)では、前歯部での咬合支持も残っていた(Case174は除く)。ただ、前歯部での咬合支持があっても補綴物の安定にはそれほど大きな助けにはならない。従って、「B3」グループでは粘膜支持の可撤性義歯が多い(片側遊離端、両側遊離端)。Case167だけは完全に粘膜支持(支台歯にレストがない)だが、これは例外的な設計である。

Eichner B4
欠損が進行し臼歯部の咬合支持域を全て喪失しても、前歯部での咬合支持が残っているグループ(右上のスケッチはこのグループの典型的な状況を示している)。前歯部での咬合支持によって顎位が保たれることもあるが、顎位がずれ込んでしまうことも少なくない。ここでは、このグループに属する17症例を提示する(Case175-191)。根面板にバーアタッチメントを付けて義歯を安定させる手法は便利である(Case176,178,181,185,186,189)。

by nakadateshika | 2019-07-08 14:27 | Comments(0)
2019年 07月 02日
Eichner続報
e0273912_12564022.jpgEichnerの名著が、ドイツから漸く出荷されたようです。無事に送り出されたのは良かったのですが、「語る会」には間に合いそうもなく残念です。。実はドイツアマゾンに2冊販売されていたのですが、最初に注文した会社からは何の音沙汰もありませんでした。ドイツ語で問い合わせる訳にもいかず、仕方が無いのでもう一つ発注したところそちらは大丈夫だったようです。日本に直送するのはさすがに心配だったので海外配送代行業者に頼みましたが、こちらのサービスはとても丁寧で助かりました。本の値段より高い手数料がつきましたが・・・。早く来い来いアイヒナー。

by nakadateshika | 2019-07-02 12:56 | Comments(0)
2019年 07月 01日
パンドラの箱に残されたもの
e0273912_611529.jpgパンドラの箱。一度開けてしまうと取り返しがつかなくなる、というような意味だと思っていましたが、その最後に「希望」が残されていた、というオチがついていたのは知りませんでした。(5分で読めるギリシャ神話

未知のものや難しいことに手をつけると多くの問題が一気に噴出しますが、一つ一つ整理すると、最後には今まで見えなかった「希望」が見えてくるということなのかもしれません。歯周病や咬合の話題も、先人が開けてくれたからこそ見えてきた「希望」が、たくさんあったのではないかと感じています。

by nakadateshika | 2019-07-01 06:18 | Comments(0)