2023年 01月 08日
箱根駅伝が舞台となっている小説「風が強く吹いている」を読みました。 同著者の名作「舟を編む」を超えるほどのインパクトはありませんでしたが、全体的にテンポが良くて疾走感があり、アッという間に読み終えてしまいました。ただ振り返ってみるとタイトルの意味がよく分からず、読み直したり考え直したりしてみましたが、結局判然としませんでした。そこで色々周辺情報を調べてみたところ、この小説が原作となっているアニメの中に、その答えがありました。 風が強く吹いている 逆らうように走り出す その先に探す答えがあると信じて 強さとは 走るとは 生きるとは 全ては風の向こう側 希望は僕らの胸の中 道はほら 目の前にある アニメも是非みたいところですが、もくあみ会も目前です。 KA367とは、欠損歯列とは、歯科臨床とは なかなか難しいテーマですが、「K」のたすきを繋いで走りきりたいと思っています! #
by nakadateshika
| 2023-01-08 06:50
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2023年 01月 07日
昨晩は、もくあみ全体会の演者お二人と打合せをしました。欠損補綴有識者とのディスカッションはとても面白く学ぶ所ばかりでした。その後家に帰りNHK+を検索していたら、混迷の世紀「世界は平和と秩序を取り戻せるか」が面白そうだったので観てみました。 番組は「エネルギー」「食料」「核を巡る安全保障」といった今世界が抱える問題に対して、今どうなっていて(現状分析)、今後はどうなりそうで(未来予測)、我々はどうすべきか?(提言) その三つの視点から有識者7名がそれぞれコメントしていくという流れでしたが、その構成がとても分かりやすく感じました。 混迷の「欠損歯列」に安定と秩序を取り戻すために、KA367は役に立つのか?症例の現状分析と未来予測、その経過を踏まえた提言を各演者にお願いするというのも面白そうだナと思っているところです。 #
by nakadateshika
| 2023-01-07 07:39
| 書籍・映画・TV
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2023年 01月 06日
思っていた紅白は、違う違う、そうじゃな〜い〜♫と歌っていた鈴木雅之さんの気分でしたが、僕より上の世代の方々はその思いが更に強いのでは?と感じる構成で、ちょっとサビシイ気がしました。それでも他にみる番組もないので何となく観ていたら、気になる歌詞が。 君たちって何でもかんでも 分類・区別・ジャンル分けしたがる ヒトはなぜか分類したがる 習性があるとかないとか 陰キャ 陽キャ? 君らは分類しないとどうにも落ち着かない 気づかない本能の外側を覗いていかない? 気分が乗らない? つまりそれは そんなシンプルじゃない もっと曖昧で 繊細で 不明瞭なナニカ ダンスが流行していたので歌の名前ぐらいは知っていましたが、こんな歌詞だっとは知らずビックリ(゚o゚; 欠損歯列の分類のことばかり考えていた自分にとっては、ドキッとする1年のOWARIになりました。
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by nakadateshika
| 2023-01-06 08:40
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2023年 01月 05日
今年の1冊目は、「ホモデウス」にしました。もの凄く面白かったので、家族にその内容を伝えようとしたのですが、まるで話がまとまらず、我ながら唖然としました。ものごとを理解する、人に伝えるというのは、本当に難しいことだなと改めて感じました。それっきりだと悔しいので赤線を引っ張ったところを読み直し、頭の中をもう一度整理しました。 資本主義社会がなぜ世界を席巻したのか?それがなぜ今行き詰まってきているのか??今後世界はどうなっていくのか??? 著者の意図は多少違うのかもしれませんが、自分の中ではこんな感じで理解しました。前作「サピエンス全史」は人(サピエンス)が地球を席巻するまでのお話でやや堅苦しい感じでしたが、今回は誰もが気になる未来の話でワクワクドキドキ。あくまで著者の「仮説」ですが、史実や現状をシッカリと評価したうえでの未来予測にはとても信憑性があり、どこか臨床診断にも通じるものを感じました。 ”今日の民主主義の構造では、肝心なデータの収集と処理が間に合わず、大抵の有権者は適切な意見を持つほど生物学や人工頭脳学を理解していない。したがって、従来の民主主義政治は様々な出来事を制御できなくなりつつあり、将来の有意義なビジョンを私達に示すことができない。政府という「カメ」はテクノロジーという「ウサギ」に追いつくことができないのだ” 昨今のコロナ対応で、ほとんど前向きな判断ができない政府の状況を見ていると、只々頷くことしかできません。。科学やテクノロジーの発展に伴い、信頼する対象が神から人(偉人・政治家・自分自身)、そしてAIへと変化してきているのは間違いなさそうですが、そういった激動の時代の波にひとが適応できるのか、それとも飲み込まれてしまうのか。神のみぞ知る!ではなく、AIのみぞ知る!!と言う時代がもう目前なのかもしれません。
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by nakadateshika
| 2023-01-05 08:08
| 書籍・映画・TV
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2022年 12月 30日
前半は正岡子規・秋山兄弟の生い立ちが中心で読みやすいものの、途中からは小説というより史実のウェートが高くなり、司馬作品に珍しく完読するのに苦労しました。それでも、「明治」という激動の時代に生きた3人の激アツな人物像・人生観には心を動かされました。 男子は生涯、一事を為せば足る 秋山兄弟の写真をみるとそのイケメンぶりに驚きます。しかし見た目だけではなく、多才であっても脇目を振らず、目標に向かって突進していく生き方はとてもシンプルで、中身も抜群にイケメンです。色んなことに目移りして、一事が何かを未だに見いだせていない自分を恥じ入るばかりですが、明治人を見倣ってなるべくシンプルに生きてみたいと思う今日この頃です。
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by nakadateshika
| 2022-12-30 05:13
| 書籍・映画・TV
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