2019年 06月 01日
このところ、「Team viewer」が大活躍しています。症状の把握やその対応の際に、言葉だけで理解し伝えることの難しさを痛感しますが、「画面共有」というツールはそういった問題をスパッと解決してくれます。基本ゼミではPhotoshopの使い方などをお話していますが、メールでのやり取りでは限界があると感じていました。そういった場面でも「画面共有」は有効なツールになりそうです。 #
by nakadateshika
| 2019-06-01 07:56
| PC・カメラ
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2019年 05月 20日
先週末は、第3回基本ゼミでした。右画像は、ゼミ後半に行われた「欠損歯列の見方と処置方針」のタイトルです。受講生から集まった症例を(KA367での小文字を抜いた)残存歯数順に並べただけですが、見較べてみると不思議と似通った症例が隣り合っていたりして、思いの他興味深い画像になりました。 ”分類とは物事を認識するために作った便宜的な枠組みで、目的に応じて使い分けるべきである。” ”分類する場合には「その他」の項目を作るべきである。分類に困る境界領域の中に、新しい発見が潜んでいることが少なくない。” ”「分かる」とはその分類体系が分かることであり、「わかり合う」とはその体系への共通認識を持っていることである” 金子図書館の蔵書「分けること・わかること」からの抜粋ですが、「理解」するとはどういうことなのか?興味がある方にはオススメの一冊です。ここでいう「分ける」には、「分析」と「分類」との二つの意味があるようですが、今回の話題に関しては「分類(ことわけ)」の論理の項が役に立ちそうです。 #
by nakadateshika
| 2019-05-20 06:48
| スタディグループ・セミナー
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2019年 05月 10日
来週は、令和最初の基本ゼミです。二日目午後のテーマ「欠損歯列の見方と処置方針」に向けて、受講生が悩んでいる症例を募集しました。口腔内写真や画像調整など、慣れないうちは資料提出だけでも難しいことですが、今年は例年よりも集まりが良く運営側としては大助かりです。 一方症例に関しては例年通りで、誰がみても難しい!!と感じるような症例が集まってきています。ベテランであればひと目で全体像を直観し、その問題点と処置方針、さらには術後の経過まで、即座にパパパッとイメージできるのだろうと思いますが、経験が少ない若手にとってはそういう訳にはいきません。そもそも何が難しいのか、どこで悩んでいるのかを的確に把握すること自体が、それほど容易なことではないからです。越えなければいけない壁はいくつもありますが、まずはKA367の意義を知り、複雑に絡み合った問題を解きほぐすことが、その第一歩なのではないかと考えています。 #
by nakadateshika
| 2019-05-10 07:45
| スタディグループ・セミナー
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2019年 04月 27日
基本ゼミや65周年などもあるので、「火曜会全史」が記録されている過去の記念誌(歩みシリーズ)を読み返しています。以前にも目を通しているはずなのですが、改めてハッと気づかさせられることが随所にあり、考えさせられることばかりです。 "基本的な治療原則を確実に履行することが臨床の第一目標” ”「少しでもより良く」の意欲だけは忘れないように” 歩みⅡの冒頭にある、豊永先生による紹介文です。臨床への謙虚な姿勢とあくなき向上心が窺い知れる素晴らしい文章で、以前の火曜会HPにあった「地味な臨床を地道に」にも繋がるお言葉だと思います。あと数日で新しい時代を迎えますが、派手さはなくても基本に忠実に、時代が変わっても時代に流されない臨床を心がけていきたいと思っています(火曜会HPより)。 #
by nakadateshika
| 2019-04-27 18:27
| スタディグループ・セミナー
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2019年 04月 20日
少し前に話題になった「サピエンス全史」を読みました。割と厚めの二冊組なのですが、翻訳がとてもわかりやすいので読みやすかったです。 ”読書の醍醐味の一つは、自分の先入観や固定観念を覆され、視野が広がり、新しい目で物事を眺められるようになること、いわゆる「目からウロコが落ちる」体験をすることだろう。まさにそのような醍醐味を満喫させてくれるのが本書「サピエンス全史」である。” 「訳者あとがき」の文章がズバリ!といった内容で、人類だけが、なぜここまで繁栄できたのか?人類は何を考え、何を求めてきたのか?などについて、歴史的事実を踏まえながら論理的かつ分かりやすい考察がされていて、まさに「目からウロコが落ちる」ことばかりでした。 対象となるモノ自体は変わらなくても、自分の見る目(フィルター)が変わることでその見え方は一変し、その感覚が「楽しい!」と感じるのではないかと思います。今週も基本ゼミが行われていますが、受講生の皆さんも、まさにそういった感覚を味わっているのではないでしょうか? #
by nakadateshika
| 2019-04-20 07:48
| 書籍・映画・TV
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