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2018年 07月 09日
臨床歯科を語る会2018
e0273912_8224913.jpg今週末は、臨床歯科を語る会に参加しました。前夜祭に始まり、新人発表・分科会・全体会に夜の部屋と、文字通り朝から晩まで臨床歯科について語り、語られる3日間でした。

”医学に関する最も素晴らしいことの1つは、その連続性である。医者たちは、他の医者によって育てられる。すなわち、先輩医師は後輩医師の血肉の一部となり、その遺伝子は脈々と受け継がれていくのである。”(E.J.キャッセル)

ある歯科医師が臨床で経験した物語、その物語を積み重ねて綴られる歯科医師としてのヒストリーから学べるものは、教科書とは比べものになりません。新たな発見を追い求めるチャレンジ精神、トラブルをも楽しむバイタリティ、そして何よりその美しい補綴臨床に魅せられて、金子先生を真似て歩きだした先生方は数多いのではないかと思います。

夢と汗と涙に溢れた補綴臨床60年。時代は変わり、歯科を取り巻く環境も大分変わりはしましたが、その歩みに感化され、心の蝋燭に火を灯された次世代の歯科医師たちが、また新たな60年を作っていかなければなりません。僕もその一人になれるよう、細い蝋燭なりに頑張っていきたいと思います。

by nakadateshika | 2018-07-09 08:23 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2018年 07月 04日
方法序説
e0273912_7543139.jpg「ワレ惟ウ、故にワレ在り」で有名なデカルトの名著、方法序説を読みました。100ページぐらいの薄い本なのですが、”学問の方法”に関して、参考になるポイントが随所に散りばめられていました。

・最も単純で、最も認識しやすいものから始めること
・即断と偏見は避けること
・難問については、小部分に分けて考えること
・最終的には、それぞれの部分を統合して考えること

これは「学問(真理探究)の4原則」だそうですが、歯科臨床にも通じる大切な考え方だと思います。
さらにデカルトは、前例と習慣を信じすぎないこと、理論よりも実践が大事であること、そしてそこから得たものを周囲に伝えることの大切さについても、繰り返し強調しています。

今週末の語る会では、金子先生による「補綴臨床60年」が披露される予定です。その歩みを振り返ってみると、その道筋はまさしくデカルト流!しかも今回は、出し惜しみなしの大盤振る舞いとのことですので、そのヒストリーから導き出された補綴臨床の真髄を聞き漏らすことのないよう、集中して臨みたいと思います。
また今回のご講演は特別に、語る会会員以外でも聴講可能です。ご興味のある方はこちらのアドレスをご参照ください。

by nakadateshika | 2018-07-04 07:54 | 書籍・映画・テレビ | Comments(0)
2017年 07月 11日
オープンケースプレ
e0273912_6273052.jpg最終日の全体会は、KDM・救歯会・火曜会によるオープンケースプレでした。同じ流れを汲む3グループですが、症例のみかたや対応の仕方にはそれぞれ違いがあり、それがケースプレにもディスカッションからも見えてきて、とても面白かったです。

KDM:絶対上顎
救歯会:絶対下顎
火曜会:絶対はない

各SG次代の旗手が頭に巻いているはちまきは、事前にご準備されていたものだそうですが、それぞれの特徴が見事に表現されています。患者さんの希望や機能回復のために上顎(前歯)を大切にするKDM、10年先の未来を見据えて下顎を守るための戦略を練る救歯会、そして過去(既往)を振りかえることで個人差や個体差を重視する火曜会。(あくまで個人的な意見ではありますが)症例をみるうえで、過去・現在・未来という時間軸への重心のかけ方に、各SGの違いが表れているように感じられました。

by nakadateshika | 2017-07-11 06:53 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 07月 10日
分科会
e0273912_12121590.jpgとても雰囲気が良い写真だったので、S田先生から拝借しました。

by nakadateshika | 2017-07-10 12:04 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2017年 07月 10日
スーパープレゼンテーション
e0273912_7271357.jpg先週末は、毎年恒例の「臨床歯科を語る会」に参加しました。今年も興味深い企画が目白押しでしたが、中でも松井先生による開業30周年記念講演は、まさに圧巻!の一言でした。
火曜会や基本ゼミでは、いつもその超絶テクニックに目を丸くしています。今回のプレゼンテーションでもその技術が存分に披露されていたのですが、個人的には上下総義歯の患者さんにとことん寄り添っている姿にとても感銘を受けました。また盟友であるS先生からは、その妥協無き治療方針を全うする実行力が素晴らしいという趣旨のコメントもありましたが、全く同感でした。
患者さんと共感する姿勢、圧倒的な技術を支える理論と知識、そして何より実行力を下支えする鉄の魂、その知情意すべてが見事に表現されたスーパープレゼンテーションに、心の底から感動しました。

by nakadateshika | 2017-07-10 07:20 | 勉強会・講演会 | Comments(0)
2015年 09月 25日
一次固定と二次固定
e0273912_742258.jpg2003年臨床歯科を語る会(全体会)
○ まとめを引用
”術者側からみれば、確実に二次固定を選択することで術後のトラブルに対応が容易であり、1歯単位での評価も確実にできる等のメリットは多い。術者側、患者側にとっての術後対応の点からは術者可撤式補綴物の方法はメリットは大きいが、技工レベルの困難さ、硬質レジンで前装するため、審美的問題や補綴物のマージンが二重になるなどの欠点もあり、決して安易な方法ではない。そのため、術後の歯周の再治療や義歯の修理等をにらんだ設計が必要である。ポイントはメジャーコネクターを強固にかつ修理しやすい設計と考える。コーヌス義歯といえども、動揺があれば応力集中部に歯根破折などの不可逆な最悪の結果をもたらす。”

by nakadateshika | 2015-09-25 07:42 | 欠損歯列 | Comments(0)